草木染めの上昇気流

【アイヌ伝承織物 アットゥシ織】特選草木染め八寸名古屋帯オヒョウの木の内皮使用「クンネチュプ(月の神)」これぞ通好み!北国からの贈り物…

【アイヌ伝承織物 アットゥシ織】特選草木染め八寸名古屋帯オヒョウの木の内皮使用「クンネチュプ(月の神)」これぞ通好み!北国からの贈り物…

◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃5月下旬〜6月、9月〜10月上旬の単衣頃 ◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません ◆着用シーン 趣味のお集まり、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事 など◆あわせる着物 小紋、織のお着物  など 素材:オヒョウの木の内皮使用 長さ:3.6〜3.7m前後まで(仕立て上がり時) 使用染料:茜、キハダ、ヤマブシ ◆帯地の性質上、お仕立ては【手かがり】をおすすめしております。

※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。

風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

【アイヌ伝承織物 アットゥシ織】 特選草木染め八寸名古屋帯悠久の時とともに… 現代ではその技術を伝える人は数えるほど。

日本の最北、北海道より。

オヒョウという楡科の樹皮で織られたアイヌ民族の伝統的な織物、 『 厚司織(アットウシおり)』の名古屋帯、 希少なお品のご紹介でございます! ★

美しいキモノ2019年秋号に特集が組まれております。

北海道沙流郡平取町二風谷— 沙流川沿いの緑豊かな地域で何百年と織りつがれてきた『厚司織』。

2013年に二風谷で織られる、『二風谷アットゥシ』が北海道の工芸品としては 初めて経済産業大臣指定伝統的工芸品に追加されました。

アイヌ民族の文化で、古くから隆盛をみた、 編袋(サラニップ、テンキ)、背負縄(タラ)、 蓆(キナ)などの織物の技術。

後に織機が導入されると、北海道全域に自生する 『オヒョウ』がもっとも多く用いられ、衣服の中でも 厚司織が主流を占めるようになりました。

耐久性にすぐれた素材であるオヒョウ。

しかしながら、オヒョウは深い山や森に自生していたため、 北国の厳しい気候の中、何日もかけながら採取されたといいます。

『アットゥシ』の語源はすなわち、 アイヌ語でオヒョウニレ(att)の木の皮(rusi)という意味。

その表皮の… 一枚内側にある靱皮(じんぴ)をはぎとり、皮が柔らかくなりにくいため 沼の水や温泉に漬けこみ、柔らかくなった皮を細かく裂いて繊維を取り出し、 より合わせて糸を作り、これを腰機(こしばた)と呼ばれる織り機で織って布に。

すべて手作業で、そうして織り上げられた布は やわらかく強靭な仕上がりとなります。

風合いは木の皮より作られたものとは思えないほどしなやか。

今回ご紹介のお品は、その厚司織の八寸名古屋帯のご紹介でございます。

自然素材のキハダのお色をいかした、くすんだ黄色。

その色彩をベースに、茜、ヤマブシの草木の彩りをうつしとった…自然な色彩の間道縞が織りだされて。

藤布や科布に比べてやや柔らかく、透け感の控えめな 織り上がりとなっておりますので、袷、単衣のおしゃれ着に おすすめとなっております。

現在はオヒョウも少なくなり、入手が困難になってきているので、 おもにシナノキの繊維が使用されているとのこと。

年間生産数もごく限られる織物です。

自然に学び、自然と生きた日本ならではの産物。

織物の文化史に残る… 素朴な逸品をどうぞお手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます! 八寸帯を直接お仕立てされる方はこちら (手かがり仕立て) [文責:牧野 佑香] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。

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ショップ 京都きもの市場 楽天市場店
税込価格 385,000円

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